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世界を裏から見てみよう

元旅行会社の社員が安く旅行に行く方法、おすすめの旅行先などを書いていくブログです。得意なエリアは地元名古屋、10回以上旅行している沖縄、旅行会社時代に担当していた福岡です。

元旅行会社社員が解説!3月と9月に近づくとびっくりするくらいお得な旅行商品が出る理由

旅行予約術

みなさんこんにちは。元旅行会社社員のリュウジです。

みなさんは3月と9月にびっくりするくらいお得な旅行商品が出ることがあることをご存知でしょうか。

実は3月と9月にこのような現象が起こる事には旅行会社が抱えるある事情があり、それを上手く利用すればより安く旅行を予約することができます。

今回は旅行会社の裏事情に迫りながらお得に旅行を予約する術を学んでいきましょう。

 

旅行会社と航空会社の間で結ばれるキックバック制度

値下げが起こる理由は旅行会社と航空会社の間で結ばれているキックバックという制度が理由となっています。

制度自体は他の業界にもよくあると思いますが、要するに販売した座席数に応じて航空会社からキックバックが旅行会社に入るというものです。

ここでポイントになるのがキックバックが入る条件は売上の金額ではなく、座席数であるということです。

キックバックは目標の座席数に届くか届かないかで数千万単位で変わってきます。そのためお客さんに対して数千円値下げしたとして座席を販売した方が旅行会社にとっては利益になるという訳です。

このキックバックは半期に一度行われるため期末である9月と3月が近づくと座席の販売目標に達していない会社は多少損をしても座席を販売するモードに切り替わるという訳です。

 

最低販売価格が決まっているため極端な安売りはできない

しかしここでまたもう一つポイントになる制度が存在します。

たびらいなどの旅行ポータルサイトで旅行会社のツアーを調べているとANAJALを利用したツアーはどの会社も同じ値段で販売をしているという事がわかると思います。

これはANAJALの間で不毛な価格競争を防ぐため、ANAもしくはJALの航空券を利用したツアーの最低販売価格が決まっているためです。

例えば羽田から新千歳へ行くツアーは23,800円、羽田から那覇に行くツアーは29,800円という具合に路線ごとに最低販売額が決まっています。

ちなみにスカイマークジェットスターはこの協定の範囲外なのでこの適応は受けません。

 

高級ホテルが極端に値下げするのを狙うのがお得な予約方法

それではキックバックの目標を達成したいけど最低販売価格の制限がある旅行会社は座席目標数を達成するためにどのような行動に出るのでしょうか。

答えは元々料金の高い高級ホテルを利用したツアーを値下げして座席販売数の目標をクリアすることを狙うという行動です。

私が旅行会社で働いていた時に見た最もすごいなと思った商品は羽田発北海道のスキーツアーの商品なのですが、1泊1万円くらいするホテルに2泊して滞在期間中のリフト券と新千歳空港からホテルへの送迎バスがついて3万円台前半という商品を見たことがあります。

おそらく原価は5万円くらいかかったいると予想されますが、その赤字を背負ってでも座席販売数の目標をクリアすることを優先する旅行会社の事情があったと思われます。

このような理由から高級ホテルをお得な料金で泊まることができるツアーが期末に近づくにつれて増えてきます。

このサイトでもそのようなツアーが出てきたら紹介をしていきたいと思いますので、その際はぜひ予約をしてお得に旅行をしてください。

 

以上が3月と9月に近づくとびっくりするくらいお得な旅行商品が出る理由の解説です。

この制度を上手く利用してお得に旅行をしていきましょう♪