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世界を裏から見てみよう

元旅行会社の社員が安く旅行に行く方法、おすすめの旅行先などを書いていくブログです。得意なエリアは地元名古屋、10回以上旅行している沖縄、旅行会社時代に担当していた福岡です。

民泊って何が違法なの?旅館側の意見と利用者のニーズをまとめてみた

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みなさんこんにちは。元旅行会社社員のリュウジです。

まだブログをはじめて1ヵ月経っていませんが、読者数が50人を超えてたくさんの人に読んでいただけているようで本当にありがとうございます。

引き続きみなさんの役に立つような情報を発信していきますのでよろしくお願いいたします。

 

さて今回のテーマですが昨今よく話題に上がる民泊についてです。Airbnbが日本でもサービスを開始して以来民泊はものすごい広がりを見せていますが、一方で旅館やホテル業界からは反発があがっています。

その影響もあってか合法的な民泊のみを扱ったSTAY JAPANなども誕生しています。

私は元旅行会社の社員ということもあってか民泊について賛成・反対どちらの意見も耳にします。今回はそんな民泊は今後どうなっていくのかを双方の意見を確認しながら紹介していきたいと思います。

 

民泊を規制する旅館業法って何?

まず民泊というものを知るためには旅館業法について知っておく必要があります。旅館業法はホテルや旅館、ゲストハウスなどに適応される法律で宿泊客が安全に宿泊ができるように定められている法律です。

その中で宿泊業とみなされるための4つの要件というものがあり

1.宿泊料を徴収している

2.不特定多数のお客さんを相手にしている

3.継続して集客をしている

4.利用者の生活の本拠ではない

という4つの要件を満たす場合は旅館業法の営業許可が必要で、営業許可を満たしていない場合は旅館業法違反として6か月以下の懲役または3万円以下の罰金という裁定がくだる場合があります。

つまり原則無料で宿泊できるカウチサーフィンなどは旅館業法の適用外ということになります。

 

現状の法律ではAirbnbはグレーゾーンと言われている

旅館業法ではこのように定められており、Airbnbで掲載されている物件はこの4つの要件を満たしているため旅館業法の適用を受けなければなりません。

しかし現実では旅館業法の営業許可を得ているところはほとんどなく、グレーゾーンと言われており実際に旅館業法違反で摘発を受けた人も出ています。

ここで一つ疑問が出てくるのですが旅館業法に違反しているのであれば完全に法律違反だからバンバン摘発していけばいいじゃないかという疑問がでてきます。

これについては法律制度の遅れが指摘されており、毎年増える訪日外国人が宿泊できる施設が現状の施設で足りていないため民泊についても開放していく流れがあるため現状では派手に違反をしていない限り目をつぶっているということでしょう。

実際に東京にいたころには副業としてAirbnbをはじめましょうという話をよく聞きました。開業までそれほど手間がかからず資金周りもいいので、Airbnb専門の委託業者も次々と登場しています。

現在では国家戦略特区というエリア内であれば民泊の規制を緩めるという流れになってきているので、民泊については今後規制緩和の方向で進んでいくと思われます。

 

旅館・ホテル側の意見は宿泊者の安全確保

一方で旅館・ホテル側としては民泊について反対しているグループもあります。容易に開業することができる民泊は宿泊者の安全確保が行われないというのが旅館・ホテル側の主張です。

宿泊施設として営業許可を得るためには宿泊者の安全確保のため様々な要件を満たす必要があります。

例えば不審者が侵入しないためにフロントを設けたり、火事などが起きた場合のために非常口を確保しておくといったことが一例として挙げられています。

また実際問題として民泊施設が次々できてしまえば自分たちの売上が下がってしまうというのも現実的な問題としては存在するでしょう。

 

民泊はリスクを知ったうえで利用するべき

ここからは私の個人的な意見なのですが、私は民泊には賛成派の立場です。

現状では法律が追いついていないためグレーゾーンとなっていますが、いずれ規制が緩和されてくるでしょうし文化としても根付いてくると思います。

ただ民泊を利用するには今まで紹介したようなリスクを知ったうえで利用するべきです。万が一の時は現状では自己責任になりますし、犯罪に巻き込まれるリスクもゼロではありません。

また民泊が広がったからと言ってお客さんに支持される旅館やホテルはしっかりと生き残っていくでしょう。資本主義の社会で生きている以上新たなビジネスモデルが出てくるのは当然のことだと思います。

それらに対してただ反対するのではなく、どうしたら勝つことができるのかということを考えてよりサービスの質を向上していくことが重要ではないかと思います。

 

民泊の今後の動きについてはこのサイトでも随時とりあげていきます。

民泊も徐々に文化として根付いてきてAirbnbでいい評価を受けているホストの人は、お客さんをもてなすために色々な努力をされています。

旅行という楽しい時間を過ごすために様々な選択肢が用意できる可能性がある民泊については今後も期待しつつしっかりと見守っていきたいと思います。