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世界を裏から見てみよう

元旅行会社の社員が安く旅行に行く方法、おすすめの旅行先などを書いていくブログです。得意なエリアは地元名古屋、10回以上旅行している沖縄、旅行会社時代に担当していた福岡です。

「頑張れ! 大風呂敷旅行屋」を元旅行屋が読んでみた

みなさんこんにちは。元旅行会社社員のリュウジです。

先日本屋に行ったところ「頑張れ! 大風呂敷旅行屋」という旅行会社の社員を主人公にした本を見つけたので購入して読んでみました。今回はその本について紹介をしていきたいと思います。

※ネタバレをおおいに含みますので嫌な方は注意してください

 

頑張れ! 大風呂敷旅行屋のあらすじ

27歳の若さで旅行会社を立ち上げ、世界中を飛び回る健二。「旅行に行く人を旅行屋が決める」をモットーに、常識破りの旅行会社を目指していた。

あるとき健二は、全国コンクール金賞受賞の実力を誇る慈愛女子高校マーチングバンドに出会う。「このマーチングバンドを、オランダの世界コンクールに派遣する! 」大きな目標を定めた健二は、もちまえの情熱と無鉄砲さで夢へ急接近! かと思われたが……。マーチングバンド部の夢と、旅行ビジネスの狭間で揺れる健二の奮闘が始まった!果たして 健二は、少女たちの夢を「現実」に出来るのか。

引用元:Amazon CAPTCHA

 

旅行ビジネスについて非常にわかりやすく書いてある

本書は主人公が旅行会社を立ち上げるという珍しいストーリーなのですが、旅行ビジネスの現実と理想について非常にわかりやすく書いてあると思います。主人公の信念は格安で大量のお客さんを旅行に連れていくのではなく、旅行に行く人を旅行屋が決めるというものですが、これを志している旅行会社の人は多いでしょう。

しかし現実はどうやってお客さんを見つければよいのかわからずお金を稼ぐために格安で大量のお客さんを旅行に連れていくという手段をとります。この本の中ではそういった旅行を実現するための努力が描かれており、旅行会社で働いた人であれば一度は憧れる内容ではないでしょうか。

またいよいよ旅行が決まったのにあまり利益が出ないという場面もあります。ここで主人公はホテルではなくホームステイで宿泊することによって利益を増やし、お客さんにも貴重な経験をしてもらうという案を出します。

旅行会社に長くいると綺麗なホテルに泊まるのが正解という固定観念が染みついてしまいますが、民泊の成長や体験プログラムの増加などお客さんには様々なニーズがあることがわかっています。

旅行屋としては忘れがちなその人がいいと思ったものがいい商品なのだという事を改めて実感することができました。

 

旅行会社の人、旅行会社を目指す人は読んでみると面白い

このように旅行ビジネスについてはかなり触れているので旅行会社で働いている人や旅行会社を目指す人にとってはとても面白い本だと思います。一方でそれ以外の人については少々内容が薄いかなと思うので、旅行ビジネスに興味があるという人以外は正直買わなくてもいいかなというのが素直な感想です。

 

今回「頑張れ! 大風呂敷旅行屋」を読んで改めて旅行ビジネスについて考えるきっかけになりました。同じように旅行の仕事に携わっている人はぜひ本書を読んでモチベーションを高めるきっかけにしてください。