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世界を裏から見てみよう

元旅行会社の社員が安く旅行に行く方法、おすすめの旅行先などを書いていくブログです。得意なエリアは地元名古屋、10回以上旅行している沖縄、旅行会社時代に担当していた福岡です。

読書歴15年本の虫推薦!読書初心者でも読めるおすすめ小説を紹介します

みなさんこんにちは。

フリーライターのリュウジです。

 

こちらの記事ですが、私の趣味である読書を活かしておすすめの小説を紹介していく記事となっています。

私自身中学生の頃から15年に渡って小説を読んでおり、読んだ本の数は覚えていないくらいなのですが、その中でも読書初心者の人でも読みやすい本をセレクトしました。

個人的には読書人口がもっと増えればと思っていますので、小説を読んだことないけど読んでみたいなという人は、この記事を参考に自分が読んでみたいと思う本を探してもらえればと思います。

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読書歴15年の私の中で殿堂入りした小説

まずはじめにジャンル関係なく、私の中で殿堂入りした小説から紹介させていただきます。

この5冊については、私の価値観を形成してくれたといっても過言ではないほどの作品なので、読んだことがない人はぜひ読んでもらいたいですね。

 

龍時/野沢尚

Jリーガーの間でも話題沸騰!!

本格サッカー小説第一弾 スペインとの親善試合で世界の壁を感じた無名の高校生リュウジは単身スペインに渡ることに。家族との葛藤や友情を描いた青春小説

私がペンネームにも使わせてもらっているほど、思い入れのある小説『龍時』

日本の組織的なサッカーではなく、個人の力を活かしたスペインのサッカーに魅せられ、単身スペインに渡った少年の物語です。

作者の野沢尚さんが急逝されてしまったため、3冊で未完となってしまっている作品でもあります。

この作品はサッカーが好きな人はもちろんなのですが、今の日本に閉塞感を感じたりしている人にもおすすめします。

アウェーの環境の中でも自分の力を信じてチャレンジしていく主人公の姿に、私は何度も勇気づけられてきました。

 

早雲の軍配者/富樫倫太郎

世は戦国、領民たちから「韮山さま」と慕われている伊勢宗瑞こと、北条早雲。彼に見出された少年・風間小太郎は、伊勢家の未来を担う軍配者となるべく、足利学校に送り込まれた。そこでは兵法・占術・医術・観天望気―戦国大名のブレーンに必要な学問に励む傍ら、生涯のライバルたちにも巡り会う!新時代の戦国青春エンターテインメント。

戦国時代の戦いを軍配者という立場から切り取った名作『早雲の軍配者』

作中には武田信玄や上杉謙信といった有名武将も登場しますが、彼らをサポートする軍師役がこの作品では主人公です。

3部作になっており、同じ学校で学んだ3人がそれぞれの立場から戦場で戦う姿は、見ていて非常にワクワクします。

私自身は日本史があまり好きではありませんでしたが、この作品を読んで日本史をもっと勉強したいなと思わせるほど、日本の歴史が好きになった作品です。

 

海賊とよばれた男/百田尚樹

すべてのビジネスマンに捧ぐ。

本屋大賞の話題作、早くも文庫化! ページをめくるごとに、溢れる涙。これはただの経済歴史小説ではない。

一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。

一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。 石油は庶民の暮らしに明かりを灯し、国すらも動かす。 「第二の敗戦」を目前に、日本人の強さと誇りを示した男。

岡田准一さん主演で映画化もした『海賊とよばれた男』

今や大企業となった出光興産の創業者出光佐三氏がモデルとなった、ノンフィクション作品です。

実話と知りながら読むと、本当にこんな素晴らしい日本人がいたのかと思うほど、主人公の行動に心が震えます。

どんな逆境にもくじけない勇気がもらえる作品ですので、現実に負けそうな時に読んでもらいたい作品ですね。

 

容疑者Xの献身/東野圭吾

天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。

彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。

テレビドラマや映画化もされた、探偵ガリレオシリーズの『容疑者Xの献身』

東野圭吾さんの作品は王道すぎて避けていたのですが、この作品を読んで東野圭吾さんに多くのファンがいることがわかりました。

ミステリー作品は一度読めば満足するのですが、この作品は随所にちりばめられた伏線が見事で、小説を3度、映画を2度見たほど面白い作品です。

犯人ははじめからわかっているのに、使われているトリックは見事としか言いようがないので、ミステリー好きには必読の作品ですね。

 

博士の愛した数式/小川洋子

「ぼくの記憶は80分しかもたない」博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていたー記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。

博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。

数学という学問の見方が180度変わる作品『博士の愛した数式』

私は高校生の時数学があまり好きではありませんでしたが、この作品をきっかけに数学が好きになり、その後1番得意な科目になりました。

とっつきにくい数学という学問を、誰でも興味が持てるようにわかりやすく解説してくれており、私は塾講師のアルバイトをしていた時に生徒に読ませていました。

数学が苦手な人でも理解しやすい内容ですので、数学のおもしろさを知るきっかけに読んでみてはいかがでしょうか。

 

心が爽やかな気分になるおすすめ青春小説

ここからはジャンル別におすすめの小説を紹介します。

まずはじめは色々なことにチャレンジする若い時代を描いた青春小説。

読んだ全ての本の中から選んだのですが、同じ作者の本を3冊も選んでしまいました(笑)

青春小説は若いゆえの苦難や楽しみを分かち合い、心が爽やかになりますので、ぜひ読んでもらいたいジャンルです。

 

シアター!/有川浩

小劇団「シアターフラッグ」―ファンも多いが、解散の危機が迫っていた…そう、お金がないのだ!!その負債額なんと300万円!悩んだ主宰の春川巧は兄の司に泣きつく。

司は巧にお金を貸す代わりに「2年間で劇団の収益からこの300万を返せ。できない場合は劇団を潰せ」と厳しい条件を出した。新星プロ声優・羽田千歳が加わり一癖も二癖もある劇団員は十名に。そして鉄血宰相・春川司も迎え入れ、新たな「シアターフラッグ」は旗揚げされるのだが…。

小劇団を主役に据えた小説『シアター!』

この本を読んでいると、役者として売れるって本当に大変なことなんだなと思います。

劇団が黒字になるようにみんなでアイディアを出し合うシーンや、演技のことでぶつかりあうシーンなど、非常にリアルに描かれています。

苦労する点も多いですが、劇団というものに誇りを持っている登場人物たちを見ていると、勇気をもらうことも多い作品です。

 

キケン/有川浩

ごく一般的な工科大学である成南電気工科大学のサークル「機械制御研究部」、略称「キケン」。

部長・上野、副部長・大神の二人に率いられたこの集団は、日々繰り広げられる、人間の所行とは思えない事件、犯罪スレスレの実験や破壊的行為から、キケン=危険として周囲から忌み畏れられていた。これは、理系男子たちの爆発的熱量と共に駆け抜けた、その黄金時代を描く青春物語である。

「こんな大学生活いいな」読み終わったときそう思わせてくれた作品が『キケン』です。

理系の大学が舞台なのですが、くだらないことに全力を尽くし、仲間と笑いあう姿は本当に楽しそうです。

そしてラストの章では思わず涙してしまう展開になるという、思いがけない展開が待っているので、一気に読んでもらいたい作品ですね。

 

フリーター、家を買う/有川浩

就職先を3カ月で辞めて以来、自堕落気侭に親の臑を齧って暮らす“甘ったれ”25歳が、母親の病を機に一念発起。

バイトに精を出し、職探しに、大切な人を救うために、奔走する。本当にやりたい仕事って?やり甲斐って?自問しながら主人公が成長する過程と、壊れかけた家族の再生を描く、愛と勇気と希望が結晶となったベストセラー長篇小説。

自堕落なフリーターが母親の病をきっかけに一念発起する『フリーター、家を買う』

ドラマ化もされた人気作なのですが、苦しいながらも成長していく主人公に心打たれる作品です。

私はこの本を読み始めたら止まらなくなってしまい、寝なければならないのに深夜まで読み続けてしまうほどハマってしまいました。

 

ちょっと今から仕事やめてくる/北川恵海

ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。

同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。なぜ赤の他人をここまで?気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務で自殺した男のニュースだったー。

スカっとできて最後は泣ける、第21回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”受賞作。

ブラック企業という現代の問題を軽妙に描いた『ちょっと今から仕事やめてくる』

過労死や自殺が後を絶たない現代ですが、思い悩む前に一度この本を読んでもらいたいです。

真面目な人ほど仕事に対する責任感を感じてしまいますが、本来人生はその人だけのもの。

少し肩の力を抜いて仕事のことを考えてみると、仕事を全く違った視点で見る事ができますよ。

 

階段途中のビッグ・ノイズ/越谷オサム

軽音楽部の廃部を取り消せ!優柔不断が玉にキズの神山啓人は、猪突猛進型幽霊部員の九十九伸太郎に引きずられて行動を開始する。目指すは文化祭での一発ドカン!!のはずが…。

周囲の冷たい視線、不協和音ばかりの仲間達、頼りにならない顧問。そこに太ももが眩しい同級生への恋心も加わってー。啓人達は見事にロックンロールできるのか。

軽音楽部がテーマのまさに青春小説『階段途中のビッグ・ノイズ』

軽妙なテンポで物語が進んでいくため、気がついたら終わりを迎えていて、実に爽快な気分になります。

テーマがわかりやすく、物語の展開も早いので読書初心者の人でもスラスラ読めてしまう作品ですよ。

 

先の読めない展開にワクワクドキドキおすすめミステリー小説

続いてはミステリー小説です。

先が読めない展開を推理しながら読んでいくのが楽しいミステリー小説。

今回は展開の面白いミステリー小説を集めてみました。

 

楽園のカンヴァス/原田マハ

ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに篭めた想いとはー。山本周五郎賞受賞作。

美術ミステリーという新たなジャンルを開拓した原田マハ先生の『楽園のカンヴァス』

現代とルソーの生きている時代の両方から、ルソーの謎に迫っていきます。

私自身は美術には疎く、美術館に行ったことがありませんでしたが、この本を読んでいると自然に絵に興味が出てきて、美術館に行ってみたいなど思いました。

美術館のキュレーターという、普段触れることのない仕事の側面が見れるところも楽しいですね。

 

暗幕のゲルニカ/原田マハ

 一枚の絵が、戦争を止める。私は信じる、絵画の力を。手に汗握るアートサスペンス! 反戦のシンボルにして2 0世紀を代表する絵画、ピカソの〈ゲルニカ〉。国連本部のロビーに飾られていたこの名画のタペストリーが、2003年のある日、突然姿を消したーー

誰が〈ゲルニカ〉を隠したのか? ベストセラー『楽園のカンヴァス』から4年。現代のニューヨーク、スペインと大戦前のパリが交錯する、知的スリルにあふれた長編小説。

『楽園のカンヴァス』を書いた原田マハ先生の描く美術ミステリー『暗幕のゲルニカ』

前作ではルソーの絵がテーマでしたが、今回はピカソのゲルニカが題材になっています。

ピカソの人間性や考え方など、本当にそうだったんだろうなと思わせるほど見事に描かれており、ゲルニカという絵にも自然と引き込まれていきます。

前作同様美術知識がなくても読めますので、一度チャレンジしてみてほしいです。

 

陽気なギャングが地球を回す/伊坂幸太郎

嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった…はずが、思わぬ誤算が。

せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ!奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス。

全く別の物語なのに、いつの間にか物語がリンクしている伊坂幸太郎節が味わえる『陽気なギャングが地球を回す』

銀行強盗をするギャングが主人公なのですが、陽気でテンポのいい展開に悪党なのに感情が入ってしまう作品です。

読んでいる途中はわけがわからない展開もありますが、読み終わると「そういうことか」と納得できるおすすめの小説です。

 

天空の蜂/東野圭吾

奪取された超大型特殊ヘリコプターには爆薬が満載されていた。無人操縦でホバリングしているのは、稼働中の原子力発電所の真上。日本国民すべてを人質にしたテロリストの脅迫に対し、政府が下した非情の決断とは。そしてヘリの燃料が尽きるとき…。驚愕のクライシス、圧倒的な緊迫感で魅了する傑作サスペンス。

東野圭吾作品の中でも、ハラハラドキドキの緊張感が伝わる『天空の蜂』

映画化された作品なので有名ですが、個人的には小説の方から読むことをおすすめします。

原子力発電所を盾に政府を脅すという、現実に起こったら恐ろしい事態をもとに描かれているので、読んでいる最中は汗をかいてしまうくらい緊迫した瞬間が続きますよ。

 

人間の証明/森村誠一

 「母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?」。西条八十の詩集を持った黒人が、ナイフで胸を刺されて殺害された。被害者は「日本のキスミーに行く」と言い残して数日前に来日したという。

日米合同捜査が展開され、棟居刑事は奥深い事件の謎を追って被害者の過去を遡るが、やがて事件は自らの過去の因縁をも手繰り寄せてくるー。人間の“業”を圧倒的なスケールで描ききった、巨匠の代表作にして不朽の名作。

何度も映像化されている不朽の名作『人間の証明』

私はこのタイトルに惹かれて小説を読み始めたので、個人的にはかなり思い入れが深い作品です。

非常に重厚な物語で、読み終わった後は思わずタイトルの意味を考えてしまう作品なので、じっくりと腰を据えて小説を読みたい人におすすめです。

 

手に汗握る展開が面白いおすすめスポーツ小説

続いてはスポーツ小説のおすすめです。

スポーツを小説で表現することは難しいですが、これから紹介する作品はそれを見事に表現しており、手に汗握る展開が楽しめます。

 

サクリファイス/近藤史恵

ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすことー。陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。

そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた!大藪春彦賞受賞作。

自転車のロードレースをテーマにした小説『サクリファイス』

ロードレースという競技の面白さがこれでもかと詰まっており、私はこの小説がきっかけでロードレースにハマりました。

この後『エデン』、『サヴァイブ』、『キアズマ』、『スティグマータ』とシリーズが続いていくのですが、どの作品もロードレースの楽しさが詰まっていて本当におすすめです。

 

DIVE!!/森絵都

オリンピック出場をかけて、少年たちの熱く長い闘いがはじまる! 2008年6月全国公開映画『DIVE!!』原作本。高さ10メートルから時速60キロで飛び込み、技の正確さと美しさを競うダイビング。

赤字経営のクラブ存続の条件はなんとオリンピック出場だった!少年たちの長く熱い夏が始まる。第52回小学館児童出版文化賞受賞作。

高飛び込みを題材に少年たちの成長を描く『DIVE!!』

3人のタイプの違う少年がそれぞれ苦悩し、成長していく様子が描かれていきます。

世界一競技時間が短い競技と言われる高飛び込みですが、この作品を読んでいるとその奥深さに思わず引き込まれてしまいます。

 

チーム/堂場瞬一

箱根駅伝出場を逃がした大学のなかから、予選で好タイムを出した選手が選ばれる混成チーム「学連選抜」。究極のチームスポーツといわれる駅伝で、いわば“敗者の寄せ集め”の選抜メンバーは、何のために襷をつなぐのか。

東京~箱根間往復217.9kmの勝負の行方はー選手たちの葛藤と激走を描ききったスポーツ小説の金字塔。巻末に、中村秀昭(TBSスポーツアナウンサー)との対談を収録。

お正月の風物詩となっている箱根駅伝が題材の『チーム』

この小説では箱根駅伝に出場する学連選抜から、チームとは何かというものを考えていきます。

走っている描写や選手の心情がダイレクトに伝わってくるので、この小説を読んだ後はより箱根駅伝を楽しく見れるようになりました。

 

八月からの手紙/堂場瞬一

1948年、戦後間もない東京で野球の力を信じた男たちがいた。復興への期待を胸に、「日本リーグ」を立ち上げようと奔走する日系二世の元ピッチャー矢尾。戦時中、カリフォルニアの収容所で絶望の日々を送る彼を支えたのは、ニグロリーグのスター選手ギブソンとの友情だった。

こちらも堂場瞬一先生の作品『八月からの手紙』

日本野球の黎明期、アメリカのニグロリーグとの友情を描いた作品です。

人種差別のため生まれたニグロリーグですが、素晴らしい選手が多数在籍しておりその伝説的な選手たちの躍動ぶりが楽しめる作品です。

 

スローカーブを、もう一球/山際淳一

スポーツにとりつかれた男たちを描く、ロングセラースポーツエッセイ。 ホームランを打ったことのない選手が、甲子園で打った16回目の一球。九回裏、最後の攻撃で江夏が投げた21球。スポーツの燦めく一瞬を切りとった八篇を収録。

日本プロ野球の歴史で語り継がれる、江夏の21球を描いた表題作を含めた短編集『スローカーブを、もう一球』

スポーツ小説の先進とも言える作品で、選手の感情表現から真剣勝負の迫力が伝わってきます。

全てノンフィクションの作品なので、スポーツの迫力を楽しみたい人にはもってこいの作品です。

 

せつなかったり甘酸っぱかったりおすすめ恋愛小説

続いては恋愛小説です。

恋愛小説はせつないものや甘酸っぱいものまで様々ですが、どれも恋愛っていいなと思わせてくれるおすすめの作品ですよ。

 

TSUGUMI/吉本ばなな

病弱で生意気な美少女つぐみ。彼女と育った海辺の小さな町へ帰省した夏、まだ淡い夜のはじまりに、つぐみと私は、ふるさとの最後のひと夏をともにする少年に出会ったー。少女から大人へと移りゆく季節の、二度とかえらないきらめきを描く、切なく透明な物語。第2回山本周五郎賞受賞。

吉本ばなな先生の代表作とも言える『TSUGUMI』

センター試験に出題されたこともあり、私はセンター試験の過去問を解いた時に出会い、面白すぎたためそのまま買いに行ったという過去があります(笑)

主人公のつぐみは病弱で生意気なのですが、思わず惹きつけられるほどの素晴らしいキャラクターで、思わず物語に引き込まれてしまいます。

 

ノルウェイの森/村上春樹

暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。

僕は一九六九年、もうすぐ二十歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。

毎年ノーベル文学賞で話題になる村上春樹先生の代表作『ノルウェイの森』

この作品は大人の恋愛といった感じで、好き嫌いが分かれる作品でもありますが、私は大好きなのでおすすめします。

登場人物が何の前触れもなく突然死んだりしますが、それを受けた主人公の感情が見事に描かれている作品です。

 

塩の街/有川浩

塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女、秋庭と真奈。世界の片隅で生きる2人の前には、様々な人が現れ、消えていく。だがー「世界とか、救ってみたくない?」。

ある日、そそのかすように囁く者が運命を連れてやってくる。『空の中』『海の底』と並ぶ3部作の第1作にして、有川浩のデビュー作!番外編も完全収録。

有川浩先生の恋愛小説というと『阪急電車』が有名ですが、個人的にはこちらの『塩の街』がおすすめ

塩が世界を埋め尽くすという、絶望的な世界の中でも懸命に生きて愛し合う2人に心を奪われます。

有川浩先生のデビュー作でもあるので、他の作品を読んで有川浩先生のファンになった人はこの作品も読んでみてほしいです。

 

おいしいコーヒーのいれ方/村山由佳

高校3年生になる春、父の転勤のため、いとこ姉弟と同居するはめになった勝利。そんな彼を驚かせたのは、久しぶりに会う5歳年上のかれんの美しい変貌ぶりだった。しかも彼女は、彼の高校の新任美術教師。

同じ屋根の下で暮らすうち、勝利はかれんの秘密を知り、その哀しい想いに気づいてしまう。守ってあげたい!いつしかひとりの女性としてかれんを意識しはじめる勝利。ピュアで真摯な恋の行方は。

村山由佳先生の人気シリーズ『おいしいコーヒーのいれ方』

主人公といとこの恋愛を描いたものですが、ピュアで真摯な恋愛は思わずニヤニヤしてしまいます。

ピュアでストレートな恋愛小説が読みたいという人におすすめの作品です。

 

世界の中心で愛をさけぶ/片山恭一

「ぼくにとってアキのいない世界はまったくの未知で、そんなものが存在するのかどうかさえわからないんだ」「大丈夫よ。わたしがいなくなっても世界はありつづけるわ」朔太郎とアキが出会ったのは、中学2年生の時。落ち葉の匂いのファーストキス、無人島でのふたりきりの一夜、そしてアキの発病、入院。

日に日に弱っていくアキをただ見守るしかない朔太郎は、彼女の17歳の誕生日に、アキが修学旅行で行けなかったオーストラリアへ一緒に行こうと決意するがー。好きな人を失うことは、なぜ辛いのか。321万部空前のベストセラー、待望の文庫化。

セカチューの愛称で社会現象を巻き起こした作品『世界の中心で愛をさけぶ』

発売当時高校生だった私は、友達と共におおいにハマった作品です。

Amazonでは賛否両論ありますが、多くの人に受け入れられた人気作で、純粋な心を思いだすことができますので、おすすめ小説として紹介させていただきます。

 

ヒリヒリするようなリアルが楽しいおすすめ経済小説

続いてはおすすめの経済小説です。

社会人の人であれば、共感する部分も多いでしょうし、想像がしやすい分思わず引き込まれてしまう事も多いです。

 

ロスジェネの逆襲/池井戸潤

子会社・東京セントラル証券に出向した半沢直樹に、IT企業買収の案件が転がり込んだ。巨額の収益が見込まれたが、親会社・東京中央銀行が卑劣な手段で横取り。社内での立場を失った半沢は、バブル世代に反発する若い部下・森山とともに「倍返し」を狙う。一発逆転はあるのか?大人気シリーズ第3弾!

「倍返しだ!」のセリフで社会現象を巻き起こした半沢直樹シリーズの第3弾『ロスジェネの逆襲』

半沢直樹シリーズは全て読んでいますが、個人的にはこの『ロスジェネの逆襲』が1番おすすめです。

半沢直樹の痛快な逆転劇が見られますし、半沢直樹以外のキャラクターも非常に魅力的です。

まだ映像化されていない作品なので、ドラマでハマった人はぜひ読んでほしいです。

 

下町ロケット/池井戸潤

研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。

創業以来のピンチに、国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、佃製作所が有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてきた。特許を売れば窮地を脱することができる。だが、その技術には、佃の夢が詰まっていたー。男たちの矜恃が激突する感動のエンターテインメント長編!第145回直木賞受賞作。

こちらも池井戸潤先生の人気作『下町ロケット』

中小企業の活躍がテーマになっており、色々な立場の人間が出てくるので色々な人が感情移入できる作品だと思います。

夢を追い続けることの大切さを教えてくれる作品なので、仕事のモチベーションが下がった時にはぜひおすすめの小説です。

 

ハゲタカ/真山仁

ニューヨークの投資ファンド運営会社社長・鷲津政彦は、バブル崩壊後、不景気に苦しむ日本に戻り、瀕死状態の企業を次々と買収する。敵対するファンドによる妨害や、買収先の社員からの反発を受けながらも、鷲津は斬新な再プランを披露し、業績を上げていく。企業買収、再生の真実を克明に描いた問題作。

外資系ファンドを題材にした小説『ハゲタカ』

何かと敵対視される外資系ファンドですが、ビジネスとして見れば正しいことを行っていることが多く、その展開の速さに圧倒されます。

話のスケールが大きく、読んでいて思わずうなってしまう場面も多々あるおすすめのシリーズです。

 

波の上の魔術師/石田衣良

あの銀行を撃ち落とせ!謎の老投資家が選んだ復讐のパートナーはフリーターの“おれ”だった。マーケットのAtoZを叩きこまれた青年と老人のコンビが挑むのは、預金量第三位の大都市銀行。知力の限りを尽くした「秋のディール」のゆくえは…。新時代の経済クライムサスペンスにして、連続ドラマ化話題作。

石田衣良先生の作品の中では異色とも言える『波のうえの魔術師』

株式取引がテーマの作品なのですが、展開がわかりやすくハラハラするので知識がなくてもどんどん読み進めてしまいます。

どんでん返しのラストシーンにも注目!

 

狼と香辛料/支倉凍砂 (著), 文倉 十(イラスト)

行商人ロレンスは、麦の束に埋もれ馬車の荷台で眠る少女を見つける。少女は狼の耳と尻尾を有した美しい娘で、自らを豊作を司る神ホロと名乗った。「わっちは神と呼ばれていたがよ。わっちゃあホロ以外の何者でもない」老獪な話術を巧みに操るホロに翻弄されるロレンス。

しかし彼女が本当に豊穣の狼神なのか半信半疑ながらも、ホロと共に旅をすることを了承した。そんな二人旅に思いがけない儲け話が舞い込んでくる。近い将来、ある銀貨が値上がりするという噂。疑いながらもロレンスはその儲け話に乗るのだが―。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞作。

ライトノベルはあまり読まないのですが、『狼と香辛料』シリーズは面白くておすすめです。

ライトノベルだと思って軽く見ていたら損をするほど、経済の仕組みがよくわかる小説です。

ロレンスとホロのからみも絶妙で面白いので、読んでいて飽きない小説です。

 

これは本当に実話なのか、おすすめ歴史小説

次のジャンルは歴史小説です。

歴史小説なので実話をもとに書かれているのですが、本当にこんな現実があったのかと引き込まれてしまう小説がたくさんあります。

個人的に好きなジャンルでもあるので、ぜひ読んでもらいたいおすすめ作品も多いです。

 

北条早雲/冨樫倫太郎

伊勢新九郎(後の北条早雲)は、叔父との養子縁組のため備中荏原郷から都へ向かう。そこで見た極楽と地獄が同居しているような光景に、「都には魔物が棲んでいる」と恐れる新九郎。

室町幕府の役人となり、ある役目を果たすため向かった駿河では、名将・太田道灌と出会う。「戦を好まぬ」という生ける伝説の姿を知り、新九郎は己の生き方を悟るー。北条早雲の知られざる前半生がここに!

殿堂入り小説で紹介した『早雲の軍配者』の中の登場人物の若き頃を描いた『北条早雲』

身分による支配が当たり前だった時代に、農民から支持されて成り上がった北条早雲の生涯を描いています。

私はこの小説で北条早雲の大ファンになり、早く大河ドラマで扱ってくれと願っているほど、魅力的な人物でこんな人に日本を治めてほしいと思っています。

 

フェルマーの最終定理/サイモン・シン

17世紀、ひとりの数学者が謎に満ちた言葉を残した。「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」以後、あまりにも有名になったこの数学界最大の超難問「フェルマーの最終定理」への挑戦が始まったがー。天才数学者ワイルズの完全証明に至る波乱のドラマを軸に、3世紀に及ぶ数学者たちの苦闘を描く、感動の数学ノンフィクション。

「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」というフェルマーが出した難問の歴史を追う『フェルマーの最終定理』

問題自体は非常に簡単そうなのですが、全く解けないその問題に魅せられた多くの天才数学者のストーリーです。

数学に関する知識はなくても十分楽しめますし、最後に問題が解けた時は本当に感動します。

 

銭の戦争/波多野聖

三井銀行で出世街道を歩む井深雄之介の次男として、明治二十一年に誕生した享介は、両親でさえ恐れを抱く怜悧な若者に育った。一高では同級生・九鬼周造と共に勉学に励み、吉原にも出入りしていた享介。

父に投機家としての才能を見出され、相場師の道を歩み出した彼の行く手には、天国と地獄が待ち受けていた…。角川春樹が発掘した超大型新人!日露戦争を背景に、魔王と呼ばれた天才相場師を描く歴史ロマン。

物の価値が乱高下した明治・大正時代を生き抜いた天才相場師を描く『銭の戦争』

相場師として生きるが故に他の人を寄せ付けない主人公は、悪魔のようですがなぜか惹きつけられてしまう魅力があります。

ちなみに草彅剛さん主演で同名のドラマがありますが、そのドラマとは関係はない小説です。

 

永遠の0/百田尚樹

「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくるー。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。

大ベストセラーとなり映画化もされた『永遠の0』

私はヒットしてかなり経ってから読んだのですが、やはり面白いです。

太平洋戦争に殉じた若者の生涯が次第にわかっていくのですが、途中からは涙なしでは読めません。

またラストにはびっくりするような展開が待っているので、最初から最後まで目が離せない作品です。

 

三国志/吉川英治

日本では卑弥呼が邪馬台国を統治する頃、中国は後漢も霊帝の代、政治の腐爛は黄巾賊を各地にはびこらせ、民衆は喘ぎ苦しむ。このとき、〓県は楼桑村の一青年劉備は、同志関羽、張飛と桃園に義盟を結び、害賊を討ち、世を救わんことを誓う。-以来100年の治乱興亡に展開する壮大な世紀のドラマ。

様々な人によって小説や映画化されている三国志ですが、私は吉川英治先生の『三国志』を読んで三国志好きになりました。

わずか100年の話なのですが、登場人物がとにかく多く、皆とても魅力的。

どの人物が好きかでその人の人間性もわかります。ちなみに私が好きなのは呂布と郭嘉です。

 

とにかくカッコイイ!おすすめアクション・ハードボイルド小説

続いてはカッコイイシーンがたくさんあるアクション・ハードボイルド小説です。

殺しやガンアクションなど普段の生活では体験することはありませんが、憧れを抱く男性は多いのではないでしょうか。

そんな人におすすめの小説を紹介していきますね。

 

殺し屋シュウ/野沢尚

人気絶頂のロックシンガー椎名ゆかは、コンサート中お気に入りの曲を歌っている瞬間に自分を撃ち殺してくれと頼む。シュウは彼女の額に照準を定めるのだが…(「シュート・ミー」より)。フィッツジェラルドを愛読するセンチメンタルな殺し屋のもとに転がり込んだ奇妙な7つの依頼。急逝した著者がハリウッドで映画化を夢見た幻のシリーズ。

脚本家としての活躍した野沢尚先生が、ハリウッドで映画化したかった小説『殺し屋シュウ』

殺し屋というとゴルゴ31のような冷酷なスナイパーを思い浮かべますが、主人公のシュウは普段は大学で働く普通の人間。

そんな普通の人間が依頼を受けて殺しをする、そんなセンチメンタルな作品です。

また殺しを終えた後にカクテルを飲むシーンが本当にカッコよく、私はよく真似していました(笑)

 

池袋ウエストゲートパーク/石田衣良

刺す少年、消えた少女、潰し合うギャング団。今夜も転がり込むトラブルを退屈しのぎに池袋を駆け抜けろ!躍動する青春ミステリー

現在20代後半から30代の人は懐かしく感じる『池袋ウエストゲートパーク』

ドラマが人気になりましたが、現在も続編が執筆されている人気シリーズです。

時代に応じて話の内容も変わっており、最近では移民問題やヘイトスピーチなどの話題も取り上げられています。

アウトローな表現も出てきますが、それも含めて現実社会の厳しさが知れる良作です。

 

図書館戦争/有川浩

2019年(正化31年)。公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年。高校時代に出会った、図書隊員を名乗る“王子様”の姿を追い求め、行き過ぎた検閲から本を守るための組織・図書隊に入隊した、一人の女の子がいた。名は笠原郁。

不器用ながらも、愚直に頑張るその情熱が認められ、エリート部隊・図書特殊部隊に配属されることになったが…!?番外編も収録した本と恋の極上エンタテインメント、スタート。

ここまで何作か紹介している有川浩先生の代表作と言えるのが『図書館戦争』です。

図書館を守るために武器を持って戦うシーンから、甘酸っぱい恋愛シーンまで様々な場面が見られる人気作です。

どの話も面白く、登場人物がどれも魅力的なので、シリーズ通して読んでもらいたい作品です。

 

バトルロワイヤル/高見広春

西暦一九九七年、東洋の全体主義国家、大東亜共和国。城岩中学三年B組の七原秋也ら四十二人は、修学旅行バスごと無人の島へと拉致され、政府主催の殺人実験を強制される。生還できるのはたった一人。

そのためにはただクラスメイト全員を殺害するのみー。現代日本を震撼させたジェットコースターデスゲーム・ノヴェル、ついに文庫化。

クラスメイトが殺し合いをするという衝撃的な展開の『バトル・ロワイアル』

展開の衝撃さに目を奪われがちですが、殺し合いの中で展開される人間模様がとても濃密で面白いです。

映画の中では描かれなかったバックボーンもたくさん描かれているので、映画を見たという人も読んでほしい小説です。

 

交渉人/五十嵐貴久

三人組のコンビニ強盗が、総合病院に立て篭った。院内の人質は五十人。犯人と対峙するのは「交渉人」石田警視正。石田はテレビやプロ野球の話題を織り交ぜ、犯人を思い通りに誘導、懐柔していく。しかし、解決間近と思われた時、事件は思いもよらない方向へ転がる。真の目的は何なのか?手に汗握る驚愕の展開と感動のラスト。傑作サスペンス。

立てこもった犯人を説得するというシーンはドラマでよく見ますが、これはその交渉にスポットを当てた『交渉人』という小説です。

様々なバックグラウンドが絡み合っている展開は、思いがけない展開を見せ、最後まで全く目が離せない展開になっていきます。

 

未知の世界だからこそ面白いおすすめSF小説

続いてはSF小説です。

よくSFは空想で書いているので、本当によくこんな物語が描けるなと思います。

未知の世界だからこそ知りえる世界をぜひ体験してみてください。

 

タイタンの妖女/カート・ヴォネガット・ジュニア

時空を超えたあらゆる時と場所に波動現象として存在する、ウィンストン・ナイルズ・ラムファードは、神のような力を使って、さまざまな計画を実行し、人類を導いていた。

その計画で操られる最大の受難者が、全米一の大富豪マラカイ・コンスタントだった。富も記憶も奪われ、地球から火星、水星へと太陽系を流浪させられるコンスタントの行く末と、人類の究極の運命とは?巨匠がシニカルかつユーモラスに描いた感動作。

読書家として知られている爆笑問題の太田光さんが最高傑作と言う『タイタンの妖女』

私も太田さんがテレビで、「この本を読み終えた後は、人生ってこんなもんなんだなと感じる」という感想をおっしゃっていたのですが、まさしくこの感想が的を得ているなと感じました。

途中は正直わけのわからない展開が続くのですが、最後にはびっくりする結末が待っていますよ。

 

ブルータワー/石田衣良

悪性の脳腫瘍で死を宣告された男の意識が、突然200年後にタイムスリップする。そこは黄魔という死亡率87%のウイルスが猛威を振るう、外に出ることは死を意味する世界。

人類は「塔」の中で完全な階級社会を形成して暮らしていた。その絶望的な世界に希望を見出すため、男は闘いを決意する!長編SFファンタジー。

死が確実の脳腫瘍に侵された主人公が、突如200年後の世界に飛ばされる『ブルータワー』

現代と未来を行ったり来たりするSF小説なのですが、展開がテンポよく進み気がついたら手が止まらなくなります。

ひょっとしたらこんな世界が待っているのかもと思ってしまうくらいリアルな作品でもあるので、SF好きの人にはおすすめです。

 

1Q84/村上春樹

1Q84年ー私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう。青豆はそう決めた。Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。…ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれて、主人公・青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。

1Q84年という架空の世界を描く『1Q84』

村上春樹さんの作品の中でも好き嫌いが分かれる作品だと思います。

私としては読み進めていくにつれて謎が解き明かされていくので、個人的には好きな作品です。

 

五分後の世界/村上龍

箱根でジョギングをしていたはずの小田桐はふと気がつくと、どこだか解らない場所を集団で行進していた。そこは5分のずれで現れた『もう一つの日本』だった。『もう一つの日本』は地下に建設され、人口はたった26万人に激減していたが、第二次世界大戦終結後も民族の誇りを失わず、駐留している連合国軍を相手にゲリラ戦を繰り広げていた……。

村上龍先生が自身の最高傑作と評する『五分後の世界』

第二次世界大戦後も戦いを続けた日本という世界を描いており、非常に濃厚な世界が描かれています。

分割統治されながらも誇りを失わず、生き続けるメッセージ性の強い小説です。

 

終末のフール/伊坂幸太郎

八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。

彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。

数年後に小惑星が激突し、地球が滅亡すると知った時、人間はどうするだろうか

『終末のフール』ではそんな世界を描いており、生きるとは何かを考えるきっかけとなる小説です。

8つの違った物語が展開していくので、どれに感情移入するかで自分の考えが整理できる作品です。

 

思わず笑ってしまう、おすすめコメディ小説

長らくお付き合いいただきましてありがとうございます。

最後のジャンルはコメディ小説です。

ちょっと力を抜きたいときに、思わず笑ってしまうおすすめ小説を紹介していきますね。

 

史上最強の内閣/室積光

北朝鮮が、日本に向けた中距離弾道ミサイルに燃料注入を開始した。中身は核なのか。支持率低迷と経済問題で打つ手なしの自由民権党の浅尾総理は、国家的な有事を前に京都に隠されていた「本物の内閣」に政権を譲ることを決意した。

指名された影の内閣は、京都の公家出身の首相を筆頭に、温室育ちの世襲議員たちでは太刀打ちできない国家の危機を予測し、密かに準備されていた強面の「ナショナルチーム」だった。果たして、その実力は?-。

不祥事ばかりで頼りない日本の内閣、しかし実はその裏には一軍の内閣が控えていたという『史上最強の内閣』

設定が面白く、一気に心をつかまれてしまいます。

登場する内閣の面々は坂本龍馬や西郷隆盛など、歴史上の人物をモチーフにしたキャラクターで本当にこんな人たちが内閣だったらなと思わせてくれます。

ブラックユーモアがたっぷりで面白い作品なので、おすすめですよ。

 

営業零課接待班/安藤祐介

苦手な営業に異動となり、ついにリストラ勧告まで受けたマジオこと真島等は、接待専門の「営業零課」で再起を図ることに。落ちこぼれ社会人のマジオと仲間たちは修羅場を乗り越え、年間売上50億という無謀な目標を達成できるのか!?涙も笑いも挫折も成功も、「働くこと」のすべてが詰まった感動の営業小説。

リストラ勧告を受けた主人公が異動したのは接待専門の部署という『営業零課接待班』

物語はテンポよく進んでいき、笑いあり涙ありの展開です。

仕事ができないと落ち込んでいる人に希望を与えてくれる小説だと思うので、仕事で伸びやなんでいる人におすすめですよ。

 

三匹のおっさん/有川浩

「俺たちのことはジジイと呼ぶな。-おっさんと呼べ」還暦を迎えた、かつての悪ガキ三人組が、私設自警団を結成した。剣道の達人キヨ、武闘派の柔道家シゲ、危ない頭脳派ノリ。

ゆすり、たかりに悪徳詐欺、卑劣な痴漢に動物虐待…。キヨの孫・祐希とノリの愛娘・早苗の高校生コンビも加わって、町内の悪を成敗する!“三匹”の活躍に胸がすく痛快活劇小説。シリーズ第一弾。

連続ドラマが人気の作品『三匹のおっさん』

町内で起こる様々な事件を、定年を迎えた三匹のおっさんが解決していくという作品です。

とてつもない事件が起こるわけではないですが、身近で起こる色々なトラブルを痛快に解決していく様子は見ていてとても面白いですよ。

 

謎解きはディナーのあとで/東川篤哉

「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」令嬢刑事と毒舌執事が難事件に挑戦。ユーモアたっぷりの本格ミステリ。

こちらもドラマ化された人気作『謎解きはディナーのあとで』

ミステリー作品なのですが、個人的には主人公と執事のやりとりが面白いので、こちらのジャンルに入れさせていただきました。

軽く読めるミステリー作品でもあるので、気軽に本を読みたいという人にはおすすめです。

 

延長戦に入りました/奥田英朗

ボブスレーの二番目の選手は何をしているのかと物議を醸し、ボクシングではリングサイドで熱くなる客を注視。さらに、がに股を余儀なくされる女子スケート選手の心の葛藤を慮る、デリケートかつ不条理なスポーツ無責任観戦!読んで・笑って・観戦して、三倍楽しい猛毒エッセイ三十四篇。

小説というよりエッセイのジャンルに入る『延長戦に入りました』

「ボブスレーの2番目の目の選手は何をしているんだろう」や「がに股の女子スケート選手は恥ずかしいに違いない」といった、そこは突っ込んじゃダメだろというところにあえて突っ込んでいく作品です。

思わず笑ってしまうので、力を抜いて笑いたいときにはおすすめですよ。

 

以上読書歴15年本の虫推薦!読書初心者でも読めるおすすめ小説を紹介しますでした。

気分転換のつもりで書き始めたら、2万字以上の力作になってしまったので、小説を選ぶときの参考にしてもらえれば嬉しいです。