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元旅行会社の社員が安く旅行に行く方法、おすすめの旅行先などを書いていくブログです。得意なエリアは地元名古屋、10回以上旅行している沖縄、旅行会社時代に担当していた福岡です。

【意外と知らない温泉基礎知識】源泉かけ流し、泉質からいい温泉旅館を見つけよう♪

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みなさんこんにちは。

元旅行会社社員で旅行ライターのリュウジです。

 

先日彼女とGW旅行の話をしていたところ彼女から

「肌がすべすべになる、泉質のいい温泉に行きたい!」

というリクエストがありました。

そこで色々な温泉地を調べていたのですが、そもそも温泉の成分や効能について詳しく知らなかったので、どの温泉を選ぶのが正解かわかりませんでした。

そこで今回は温泉の成分や効能について調べてみました!

どの温泉を選べば満足度が高くなるのか、温泉旅行の行先や旅館選びにぜひお役立てください。

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源泉かけ流し温泉と循環温泉の違い

温泉旅館を選ぶ際によく「源泉かけ流し」という言葉を目にすると思います。

源泉かけ流しと聞くとすごくいい響きなのですが、実際源泉かけ流しとは何なのでしょうか?

源泉かけ流しは、湧き出したままの成分を損なわない源泉が、新鮮な状態のままで浴槽を満たしている状態のことを指します。

また原則としてあふれたお湯の再利用も行わないため、絶えず新しいお湯が供給されている温泉のことを源泉かけ流し温泉と呼びます。

一方で、湯船から溢れたお湯は捨てずに循環ろ過装置を通して汚れを取り除き、塩素系の消毒剤を入れて洗浄した後、温泉として再び利用することを循環温泉と呼びます。

これだけ聞くと源泉かけ流し温泉の方が良さそうなのですが、それぞれにメリット・デメリットがあります。

 

源泉かけ流し温泉のメリット

・温泉の成分が濃く、よりよい効能が期待できる

 

源泉かけ流し温泉のデメリット

・供給量が限られるため、温泉施設を充実させることが難しい

 

循環温泉のメリット

・安定した供給が期待できるため、温泉施設を充実させることができる

 

循環温泉のデメリット

・温泉の効能が失われる

 

源泉かけ流し温泉、循環温泉にはこのような特徴があります。

例えば別府にある大人気の宿別府温泉 杉乃井ホテルは棚田風呂など温泉施設を充実させているので、源泉かけ流しでなくても十分に楽しむことができる循環温泉の代表例と言えます。

温泉の効能を楽しみたいのであれば源泉かけ流し温泉、充実した施設を楽しみたいのであれば循環温泉といった旅行の目的別に選ぶのがいいでしょう。

 

100%源泉かけ流し温泉って何?

また源泉かけ流し温泉を探していると、100%源泉かけ流しと表示されている温泉を目にすることがあります。

これは、源泉に対して加水、加温、循環・ろ過装置の使用入浴剤または消毒剤の使用がされていない温泉のことを指します。

ちなみにこちらは温泉を使用する入浴施設に掲示が義務付けられた温泉分析書に、加水加温循環・ろ過装置の使用入浴剤または消毒剤の使用の有無が明記されているため、そちらで正確に判断することができます。

本物の源泉を利用したかけ流し温泉に入りたい人は、温泉分析書をしっかりと見るようにしましょう。

 

泉質の違いによる温泉の特徴

続いては、泉質の違いによる温泉の特徴を紹介します。

一言で温泉と言ってもその泉質は様々で、泉質によって保温効果に優れている、肌がスベスベになるといった特徴があります。

そのため泉質を知ることによって、自分が入りたい温泉を見つけることが容易になります。

泉質の違いから、自分にぴったりの温泉を見つけましょう♪

 

単純泉

日本で今一番多い温泉と言われているのが単純泉単純温泉)です。

単純泉は温泉法が温泉の成分と定めているものの量があまり多くない温泉の事を指し示すのですが、温泉の成分があまり多くない=質の低い温泉という訳ではありません。

単純泉無味・無臭で刺激が少ないので、入り心地が良く、長時間入浴するのに向いています。

また単純温泉の中でも、水素イオン濃度指数(pH)が7.5以上のものは弱アルカリ性単純温泉、8.5以上のものはアルカリ性単純温泉に分類され、これらの温泉は古い角質を取り除いてくれるため美人の湯と呼ばれることがあります。

温泉初心者や肌の弱い人、子供でも気軽に入ることができるのが単純泉のいいところなので、温泉の入門編としてはまず単純泉からチャレンジするといいでしょう。

 

塩化物泉

単純泉に次いで2番目に多いとされるのが、塩化物泉です。

その名の通り、塩分が多く含まれている温泉で、舐めると塩辛く感じます。

塩化物泉の特徴としては、塩分が皮膚に付着し汗の蒸発を防ぐため、保温効果が高いことです。

そのため冷え性に対する効能が非常に強く、温泉からあがった後でも身体がポカポカになります。

 

硫酸塩泉

古くから健康にいい温泉として重宝されてきた硫酸塩泉

硫酸イオンが主成分の温泉で、硫酸イオンの力で血管の流れが良くなり、動脈硬化や高血圧に効果的とされています。

また皮脂を取り除く働きがあるのでニキビなどの予防になる上、塩分の作用によって保温効果も高く、美白効果があるのも特徴的。

健康だけでなく、美容にも効果的なので特に女性に嬉しい泉質ですね。

 

鉄泉

その名の通り、鉄分を多く含んだ温泉のことを鉄泉と呼びます。

鉄分の影響でお湯が黄色や赤色になることが多いのが特徴です。

鉄分を多く含んでいるため、貧血の予防にもいいとされ、保温効果も高いので冷え性にも効果的な温泉です。

 

硫黄泉

独特の臭いが温泉を連想させる硫黄泉

一部の金属を参加させる効果があり、硫黄泉の温泉に入る時はネックレスや指輪は外してから入るように気をつけましょう。

効能は幅広く、切り傷や高血圧、痛風など様々な症状に効果があるとされる一方、刺激が強いため皮膚の弱い人にはあまりおすすめできない温泉でもあります。

 

酸性泉

硫酸や塩酸が主成分となっている酸性泉

海外ではあまり見られず、酸性泉はpHが2から4程度の温泉のことを指し、pHが2未満のものは強酸性泉と呼ばれます。

酸の働きによる殺菌能力が高く、切り傷や水虫に効果が高いですが、皮膚への刺激が強いという面もあります。

酸性泉が皮膚についたままだと皮膚がただれてしまう事がありますので、温泉からあがる時は必ずシャワーで身体を流すようにしましょう。

 

二酸化炭素泉(炭酸泉)

その名の通り二酸化炭素が多く含まれている二酸化炭素泉。

温泉に入ると小さな泡が身体に付着するという特徴があります。

二酸化炭素泉は血圧を下げる効果があると言われており、高血圧や動脈硬化といった病気に効能があります。

 

炭酸水素塩泉

アルカリ性の温泉が多く美肌効果が期待できる炭酸水素塩泉。

その効能から美人の湯や美肌の湯といった表現がされ、女性には嬉しい温泉です。

入浴している時に身体がヌルヌルした感触になりますが、これは温泉の効果で石鹸のように肌を綺麗にしてくれている証です。

 

放射能泉(ラジウム泉)

名前から誤解がされやすいですが、人体にはいい影響がある放射能泉(ラジウム泉)

放射能泉に含まれている放射能は非常に微量なので、健康への被害はありません。

効能がとても高い温泉として知られており、中でも痛風には抜群の効能があると言われています。

 

おまけ 彼女と行こうと思っている温泉旅館

ここまで温泉の見分け方を紹介してきましたが、最後にちょっとおまけでこれらの特徴を知ったうえで、彼女と行こうと思っている温泉旅館を紹介します。

彼女の要望を叶えるのであれば、源泉かけ流しで泉質は硫酸塩泉か炭酸水素塩泉がよさそう。

これに加えて旅館の雰囲気、料理のおいしさ、立地などを含めて探したのが以下の3つです。

 

みどりの宿 萬松閣(山代温泉、源泉かけ流し、硫酸塩泉)

個人的に1番いいんじゃないかと思っているのが、石川県の山代温泉にある「みどりの宿 萬松閣」

加水、加温を一切行わない源泉かけ流しの硫酸塩泉なので、女性にはかなり喜ばれることが期待されます。

さらに色浴衣無料や露天風呂付客室が女性半額など、女性が喜ぶサービスが充実していることも非常にポイントが高いです。

白船グランドホテル(白骨温泉、源泉かけ流し、炭酸水素塩泉)

3日入れば3年風邪をひかないと言われる、長野県白骨温泉から「白船グランドホテル」をチョイスしました。

こちらは源泉かけ流しの炭酸水素塩泉で美肌効果もばっちり。

また大自然の中にあるため、満点の星空を眺めながらの露天風呂が気持ちよさそう。

穂高荘 山のホテル(新穂高温泉、源泉かけ流し、炭酸水素塩泉)

岐阜県奥飛騨温泉郷の一つ新穂高温泉にあるのが「穂高荘 山のホテル」

個人的に奥飛騨温泉郷の雰囲気が大好きなので、ここも候補に入れました。

周りが大自然で温泉を満喫するにはもってこいの雰囲気なので、とにかくゆっくり温泉に浸かりたい場合はこちらがいいかなと思います。

以上【意外と知らない温泉基礎知識】源泉かけ流し、泉質からいい温泉旅館を見つけよう♪でした。

どの温泉を選ぶかで旅行の楽しさは全然変わってきますので、ぜひ参考にしていただいていい温泉旅行を楽しんでもらえたら嬉しいです。