みなさんあけましておめでとうございます。元旅行会社社員のリュウジです。
今年もよろしくお願いします。
年初のはじめの記事ですが、1日の深夜から岐阜県海津市という場所にあるおちょぼ稲荷という神社に初詣に行ってきたのでその記事を書きたいと思います。
おちょぼ稲荷は地元の人に呼ばれている呼び名で正式には千代保稲荷神社(ちよぼいなにじんじゃ)と言い、美味しいお店がたくさんあるので地元の人にも愛されている場所です。今回はそんなおちょぼ稲荷の魅力を存分に紹介していきたいと思います。
油揚げとロウソクを使ってお祈りする
1月1日の深夜3時ごろにおちょぼ稲荷に到着したのですが、まず新年の祈願のためにお祈りに向かいます。おちょぼ稲荷の奉納スタイルはお供え物として稲藁で結んだ油揚げとロウソクが使われます。
油揚げにはたんぱく質や脂肪が含まれていて身体にいいというのが使用される理由で、農業や商売繁盛のため拝殿の前には大量の油揚げが置かれるという光景を見ることができます。ちなみにこの油揚げとロウソクはお店で50円で購入することができます。
この日は新年あけてすぐという事もあり、たくさんの参拝者で賑わい、皆油揚げを奉納しながら新年の祈願をしていました。
おちょぼ稲荷は串カツをはじめとしたグルメが楽しめる場所
参拝が終わったら次はおちょぼ稲荷周辺を散策します。この辺りには飲食店や衣料店など様々なお店が軒を連ねており、歩いているだけでもかなり楽しいです。
ナマズ料理のお店や大学芋のお店など魅力的なお店がたくさんあるおちょぼ稲荷ですが、何といってもここの名物は串カツ。新年は多くのお店が朝まで営業しているので、名物の串カツを食べながらお酒を飲んでいるお客さんがたくさんいました。
こちらが名物の串カツ。手前側が特製の味噌に漬け込んだ味噌カツで、奥側がソースをかけて食べる串カツです。
美味しい串カツはビールに相性抜群。何本でもパクパク食べれてしまうので、串カツもビールもどんどん進んでいきます。
そしてこちらがもう一つの名物どて焼き。モツを赤味噌ベースのタレで十分に煮込んだもので、愛知・岐阜のソウルフードとも言える食べ物です。これもビールに相性抜群なので、どんどん箸が進んでしまいます。
こちらが串カツにどてをかけたどて串カツ。味噌ベースのどて焼きは串カツにも相性抜群です。
串カツ屋だけでもおちょぼ稲荷には10店舗以上あるので、食べ比べをしてみるのも楽しいですよ。
毎月月末から月初にかけて行われる月並祭
そんなおちょぼ稲荷なのですが、賑わいを見せるのは三が日だけではありません。毎月月末最終日の夜から翌1日の朝にかけて月並祭というのが行われ、毎月この日は多くのお店が朝方まで営業をしています。
特に休日と月並祭が重なると大変な賑わいを見せ、夜通しを通してのお祭りは毎月を通じてのイベントとなっています。
当然ここでも美味しい食事ができ、朝まで飲むことができますので一度はおちょぼ稲荷の月並祭を楽しみに行ってほしいですね。
おちょぼ稲荷は京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷とならんで日本三大稲荷の一つに数えられることもあるのですが、電車の便が良くなく規模も小さめです。しかし美味しい食事とお酒があり、誰と行っても楽しめる観光地としても非常に面白い場所です。
東海エリアに住んでいる人は特に、おちょぼ稲荷の串カツやどて焼きを頬張りながら楽しい夜を過ごしてみてください。
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