みなさんこんにちは。
元旅行会社社員の旅行ライターリュウジです。
突然ですが、皆さんは三重県に対してどんなイメージをお持ちですか?
「あんまり目立たないからよく知らない」
「松坂牛は有名だけど、他に何かあるの?」
というようなイメージがあるのではないでしょうか。
しかし実は三重県は美味しいグルメに、素晴らしい温泉も楽しめる素晴らしい場所なんです!
三重県は関西圏からでも、東海圏からも日帰りで行く事ができますので、今回は予算1万円で楽しめる日帰り旅行にご案内させていただきます。
仕事が忙しい人でも日帰り旅行であれば行けると思いますので、ぜひ日頃のストレス解消に旅行に行ってみてください♪
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目次
三重観光にはレンタカーが便利
それでは三重観光スタート!
今回は私の地元名古屋駅をスタート地点とさせていただきます。
移動手段は電車という手もありますが、おすすめの観光スポットが点在しているのでレンタカーをおすすめします。
レンタカー会社はニコニコレンタカーが安いので、今回はこちらを利用します。
日帰り旅行であれば12時間のレンタルで、2,400円+1,080円(免責補償)で3,480円で利用できるのが嬉しいですね。
カーナビはオプション料金が必要ですが、アプリやGoogleマップで十分かと思いますので、今回は無しで行きます。
まずは桑名の名産はまぐりを堪能しよう♪
名古屋駅を出発して約1時間、最初の目的地である三重県の桑名市に到着しました。
桑名市ははまぐりの名産地として有名で、市内には多くのはまぐり料理店が点在しています。
お金があれば「日の出」さんという地元でも有名な名店ではまぐりを味わいたいところなのですが、1人10,000円はするので今回は他のお店へ。
今回お邪魔したのはこちらの「はまぐり食道」さんです。
こちらのお店には「はまぐりセット(2,500円)」という定食があり、今回はそちらをいただきます。
待つこと10分ほどではまぐりセットが到着!
内容はしぐれご飯、焼きはまぐり、はまぐりのお吸い物、はまぐりフライとまさにはまぐりづくし。
女将さんが食べ方を丁寧に説明してくれたので、まずはアツアツの焼きはまぐりからいただきます。
写真でも伝わると思いますが、桑名のはまぐりは本当に肉厚で噛みごたえが抜群!
味もはまぐりの素材の味がしっかり味わえて美味しかったです。
続いてはまぐりフライ、こちらは焼きはまぐりに比べると小ぶりですが、こちらも美味しいです。
女将さんは何もつけずに食べることを勧めていましたが、個人的には少し塩を振って食べるのが美味しかったですね。
そしてあさりのしぐれ煮を使ったご飯。
あさりのしぐれ煮も市内で販売しているのを見かけたので、こちらも桑名の名産なのでしょう。
もちろんご飯との相性はばっちりなので、どんどん食べ進めてしまいます。
そしてご飯を半分ほど食べ終えたら、一緒に出された出汁をかけてお茶漬けにしていただきます。
ひつまぶしのような食べ方なのですが、これがしぐれ煮の味をより引き立ててくれて本当に美味!
ボリュームもたっぷりなので、大満足のランチになりました。
はまぐり食道の詳細情報
住所:三重県桑名市有楽町17
電話番号:0594-22-0852
定休日:火曜日
営業時間:11:00~19:00
駐車場:3台(いっぱいの場合は近くにコインパーキングあり)
源泉を贅沢に利用した温泉へレッツゴー♪
お腹がいっぱいになったら次は温泉に行きましょう♪
桑名市から車で約1時間、山の中に突然現れる美術館のような建物が私がおすすめの温泉施設「アクアイグニス 」です。
※今回使用している画像はアクアイグニスさんから利用許可を得ております。
アクアイグニスさん本当にありがとうございます。
見た目ももちろん素晴らしいのですが、アクアイグニスの温泉は本当に素晴らしいです。
源泉かけ流しの温泉と言うのは皆さん聞いたことがあると思いますが、アクアイグニスは源泉かけ流しの温泉を浴槽はもちろんシャワーにも利用しているんです。
しかも美肌効果のあるアルカリ性単純泉という性質なので、はじめに髪の毛を洗った時点でもう髪がサラサラになります。
シャワーまで源泉かけ流しという贅沢ぶりはなかなかないので、特に女性には嬉しい温泉なのではないでしょうか。
そして温泉内には竹林の庭を眺めながら入ることができるお風呂があります。
温泉内の雰囲気も素晴らしく、ゆっくりと竹林を眺めていたらいつの間にか身も心もリラックスしています。
もちろん露天風呂もあります。
大きな桶に入る露天風呂は本当に気持ちいいので、のぼせないように注意が必要なくらいです。
こんな感じで温泉は本当に素晴らしいのですが、個人的にそれ以上に好きなのが休憩処です。
休憩処にはこんな感じで、所狭しと人をダメにするクッションが並んでいます。
こんなものが置かれていたら、もうダラダラするしかないでしょう(笑)
私も気がついたら人に見せられないような姿で、休憩していました。
ここまで設備が充実しているのに、入場料は驚きの600円!
タオルをレンタルする場合は300円かかりますが、持参していけば600円で最高の温泉と、休憩処を利用することができるのでコストパフォーマンスはめちゃくちゃいいです。
お客さんの中には近所の人も多いですが、近所にこんな施設があったらリピートしてしまいますよね。
そしてアクアイグニスで個人的にお気に入りの場所が「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」というパン屋さん。
こんな感じで美味しそうなパンが並んでいるのですが、このお店のクロワッサン(1個210円)が本当に美味しいんです。
国産小麦で作られたクロワッサンは、バターの味と塩の味が絶妙のバランスで配合されていて、他のクロワッサンとは比べ物にならないくらい美味しいです。
もちろん他のパンも美味しいのですが、個人的にはこのクロワッサンが大好きなので、アクアイグニスに行くたびに2個はお土産で買っていきます。
ちなみにアクアイグニスでは今回紹介した以外にも、腕利きのシェフが腕を振るうレストランで食事ができたり、いちご狩りができたりもします。
また全室離れで贅沢な時間が過ごせる宿泊棟もありますので、自分に合った楽しみ方を見つけることができますよ♪
三重県にはまだまだ美味しいグルメが盛りだくさん!
温泉に入ってリラックスしたら、お腹が空きはじめます。
続いての目的地は四日市市、ここで四日市発祥のB級グルメ四日市トンテキをいただきます。
四日市トンテキは東京や大阪にも出しているお店がある、三重県を代表するB級グルメで、今回は四日市トンテキを代表するお店「まつもとの来来憲」に行ってきました。
四日市トンテキ発祥のお店とされている「来来憲」で10年間修業を積まれたご主人が独立して開店したお店で、今や四日市トンテキと言えば「まつもとの来来憲」と言われるほど有名なお店です。
注文したのはもちろん名物の大トンテキ定食(1,675円)
グローブと呼ばれるほど大ぶりな豚肩ロースを250グラムも使い、ラードとニンニクで揚げた後、特製のタレをかけて食べるのが四日市トンテキ
食欲をそそるトンテキには、たっぷりの千切りキャベツが添えられています。
ちなみに食べやすい大きさにカットしてもらうこともできるので、その場合はお店の方に伝えましょう。
肝心の味ですが、すごく濃いのかと思いきや旨味が凝縮されており、どんどん箸が進みます。
お店の掲示にもありましたが、ラードやニンニクは高級品を使用しているので、ぜんぜん油の味がせず豚肉本来の味を楽しむことができます。
そんな四日市トンテキはご飯に相性がピッタリ!
ご飯、キャベツ、豚汁、お漬物はおかわり自由なので、思わずご飯を何杯も食べてしまいそうになる勢いでご飯をかきこんでいきます。
そのうちにあっという間に完食。
翌日も胃もたれすることはなかったので、質のいいお肉と油を使っていることがわかりますね。
まさにB級グルメといった感じの美味しい料理だったので、個人的にも大満足です。
まつもとの来来憲の詳細情報
住所:三重県四日市市松本2-7-24
電話番号:0593-53-0748
定休日:月曜日、火曜日
営業時間:11:00~14:00、17:00~20:00
駐車場:あり(24台)
旅の最後は四日市の工場夜景に心奪われる
四日市トンテキでお腹いっぱいになったので、これで帰宅してもいいのですが、せっかく四日市に来たのであればおすすめのポイントが工場夜景です。
四日市には様々な企業の工場があり、工場の光が織り成す夜景が美しいです。
車があれば陸上から工場夜景を堪能することができますので、せっかく四日市に来たのであればこちらも見ていくのをおすすめします。
こちらは塩浜エリアから撮影した写真です。
間近に工場が見えるスポットがあるので、初心者でも十分に撮影できます。
こちらは大正橋エリアからの撮影
橋の上に車を停めることができないので、近くに公園に駐車して撮影しています。
今回はiPhoneのカメラで撮影したので、正直微妙ですが一眼レフカメラを持っていけばもっと美しい工場夜景が撮影できるスポットがたくさんあります。
四日市の工場夜景も旅の最後に楽しんでみてはいかがでしょうか。
以上が三重県の日帰り旅行プランです。
ちなみに今回かかったお金は
レンタカー代:3,680円
ガソリン代:1,000円
昼食代(はまぐり):2,500円
温泉:600円
お土産のパン2個:420円
夕食代(四日市トンテキ):1,675円
合計:9,875円と1万円を切ることに成功しました!
個人的にも大満足の旅行になったので、よろしければみなさんも三重の観光・グルメ・温泉を楽しみに行ってみてはどうですか?
おまけ 今回行けなかったけどおすすめの三重観光スポット
ここからはおまけとして、今回は時間の都合上行けなかったですが、おすすめの三重県観光スポットを紹介していきます。
せっかくの旅行なんだから宿泊したいという人は、こちらもぜひ参考にしてみてください。
伊勢神宮
2,000年の歴史を誇り、今なお多くの参拝者が訪れる「伊勢神宮」
緑豊かな土地はパワースポットとしても有名で、参拝すれば心が洗われます。
また伊勢神宮の近くにはおかげ横丁という、江戸から明治の建物を再現した通りがあります。
ここでお土産を買うのも良し、伊勢名物の伊勢海老、手こね寿司、伊勢うどんといったグルメを堪能するも良しです。
個人的には手こね寿司がイチオシなので、伊勢に行ったらぜひ食べてもらいたいですね。
ナガシマスパーランド
日本初の4Dスピンコースター「嵐」や最高部97mから一気に落下する「スチールドラゴン2000」など、絶叫マシンがたくさんある「ナガシマスパーランド」
遊園地が楽しいのはもちろん、夏季はプールも楽しめますし、近くにはアウトレットモールや温泉もある総合テーマパークです。
東海圏に住んでる人にとってはお馴染みの場所だと思いますが、家族やカップルで行くとものすごく楽しめる場所ですよ。
なばなの里
日本一のイルミネーションスポットとして有名な「なばなの里」
200メートルもの長さを誇る光のトンネルをはじめ、その美しさはまさに圧巻です。
イルミネーションは毎年10月から翌年のGWまで開催と非常に長い期間楽しめるのも嬉しいポイント。
なばなの里内には温泉や食事処もあるので、特にカップルにはおすすめの観光スポットです。
おまけ2 元旅行会社社員が選ぶ!三重で泊まりたいホテル・旅館
ついでにもう一つおまけです。
こちらは元旅行会社社員が選ぶおすすめのホテル・旅館を紹介していきます。
数あるホテル・旅館の中から厳選の3施設を選ばせてもらいましたので、泊まりで三重に旅行に行く人は参考にしてみてください。
志摩地中海村
まるで一つの街のような美しい建物が並んでいる「志摩地中海村」
ヨーロッパのような白い建物は太陽を反射してとても美しく、まるでリゾート地に来たような気分にさせてくれます。
また約10,000坪の広い敷地内にヴィラスタイルの客室やレストラン、カフェ、ショップ、クルージング、ウッドデッキなど充実しすぎている設備が立ち並びます。
私も行ったことがありますが、施設内は本当に美しいのでリゾート気分を体験したい人におすすめの宿泊施設です。
ホテル花水木
先ほど紹介したナガシマスパーランドと同じ敷地内にある「ホテル花水木」
和の雰囲気を大切にしながらも、施設自体は非常に美しく高級感があります。
家族で宿泊に行った時は、母が特に気に入っていたので、ゆっくりと身体を休めたい女性におすすめのホテルです。
伊勢外宮参道 伊勢神泉
伊勢神宮の外宮と隣接している「伊勢外宮参道 伊勢神泉」
2013年にオープンした新しいホテルで、全45すべてに露天風呂がついているという設計です。
伊勢神宮が目と鼻の先にあるにも関わらず、天然温泉でくつろぐことができるので、伊勢神宮に行くという人におすすめのホテルです。
以上【三重観光】1万円でグルメと温泉を楽しむ日帰り旅行にご案内でした。
三重には実は面白い観光スポットや、美味しいグルメがたくさんありますので、週末三重に旅行に行ってみてはいかがでしょうか?