みなさんこんにちは。
愛知県在住の旅行ライターのリュウジです。
今や日本の国民食ともなったラーメン、博多や札幌はラーメンが有名なのですが実は名古屋のラーメンって結構面白いんですよね。
王道の店やチェーン店も多いのですが、他の地域にはない個性的なラーメン店がたくさんあるんです。
漫画「ラーメン大好き小泉さん」でも小泉さんが名古屋にラーメン遠征していましたしね。
今回はそんな名古屋の個性的なラーメン店を食べ比べ。
他の地域にはない個性的なラーメンの数々をご覧ください。
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目次
1.萬珍軒の玉子とじラーメン
まずはじめに紹介するのは中村区役所駅から徒歩3分の場所にある萬珍軒
こちらのラーメンはメディアにも何度か登場している、玉子とじラーメン(700円)です。
醤油ベースのスープの上にふわふわの玉子でとじられているという、オリジナリティあふれるラーメンなんです。
「玉子でとじられてるなんて本当に美味しいの?」
と思うかもしれませんが、これがスープをとてもまろやかにしてくれて本当に美味しいんですよね。
麺もスープによく絡むような細麺なので、スープと玉子の絶妙のハーモニーを上手く演出してくれています。
玉子が上手くスープを包んでくれているため、どこか優しい気持ちになれるようなラーメンですね。
名古屋駅から1駅の場所にあるので、アクセスもよくここでしか食べられないラーメンが味わえる萬珍軒は個人的にもイチオシです!
萬珍軒の詳細情報
住所:愛知県名古屋市中村区太閤通4-38
電話番号:052-481-8824
営業時間:月曜日~木曜日、祝日17:30~翌2:00、金曜日・土曜日・祝祭前日17:30~翌2:30
定休日:日曜日、第3月曜日
2.今池呑助飯店の重油ラーメン
続いて紹介するのは今池駅から徒歩5分ほどの場所にある今池呑助飯店の重油ラーメン(600円)です。
重油ラーメンってどんなラーメンなのか全く想像がつかないと思いますので、まずは実物をご覧ください。
いかがでしょうか。とてもラーメンの色とは思えない黒いスープなのですが、これは濃い醤油のスープなんですよね。
ちなみに重油ラーメンというのは通称で、店舗では伝統の油こってり濃い口ラーメンと注文すればこれが出てきます。
そしてこの重油ラーメン、できたてなのに湯気が全くないんです。
写真だと少しわかりにくいのですが、スープの上に油の膜があって湯気が通らなくなっているみたいですね。
そのため混ぜずにそのままスープを飲むと、サラダ油を直接飲んでいるような感覚になってしまうので注意しましょう(私はこの罠にひっかかってむせました笑)
そして中のスープはアツアツなので、これも注意ポイントです。
恐る恐る麺をすすっていくと感じるのが
「あれ?このラーメン美味いんじゃね?」
という感覚。
濃い醤油の味となっているのですが、決してしつこいわけではなく麺と上手く絡み合って不思議とマイルドになっているんですよね。
たぶん醤油の嫌な部分が油で上手くコーティングされて、醤油の美味しい部分だけ残っているんでしょうね。
ちなみに食べ終わった後には口周りがテカテカになります。
一見ネタ系のラーメンかと思いますが、他の店舗にはない独特の味わいがクセになりそうなラーメンでした。
今池呑助飯店の詳細情報
住所:愛知県名古屋市千種区今池5-14-8
電話番号:052-731-0396
営業時間:18:00~23:00
定休日:火曜日
3.極太濁流ラーメン ら・けいこ東片端店のデブセブラーメン
続いては極太濁流ラーメン ら・けいこのデブセブラーメン(1,020円)です。
玉子とじラーメン、重油ラーメンに続いてデブセブラーメンという聞きなれない名前のラーメンがまた登場です。
こちらもまずは実物をご覧ください。
こちらがデブセブラーメンです。
いわゆる二郎インスパイア系のラーメンなのですが、その最大の特徴はカラッと揚げられたチャーシュー。
片栗粉をまぶして揚げられているのでかなりオイリーで、腹にガツンときます。
チャーシューの中はこんな感じ。
とっても美味しいのですが、4枚入っているのでお腹へのダメージはすごいです(笑)
たっぷりの野菜に隠れた麺は、醤油の味を強く感じました。
他の二郎インスパイア系の店舗と比べると、麺自体に味がかなりついている感じです。
デブセブラーメンはチャーシューが揚げられていてボリューミーなだけでなく、量も普通のお店の大盛り以上あるので食べきるのはかなり大変です。
昔アメフトをやっていた私でもいっぱいいっぱいでしたので、挑戦する人は覚悟を持って行きましょう。
ちなみにら・けいこは東片端店だけでなく、栄店もありますがこちらはシンプルな二郎インスパイア系のラーメンという感じです。
量は多いですがあっさりした味付けですので、栄店の方が食べやすいかなと思います。
名古屋でボリュームのあるラーメンを食べたい人にはおすすめですよ。
極太濁流ラーメン ら・けいこ 東片端店の詳細情報
住所:愛知県名古屋市東区東片端町35
電話番号:非公開
営業時間:11:00~14:00、17:30~22:00
定休日:日曜日
4.ラーメン大河のまかない風ラーメン
続いては紹介するお店はラーメン大河です。
このお店なのですが、お店がある場所が少し変わっていて名古屋駅前柳橋中央市場という魚市場の中にあるんですよね。
食べるところもこんな風に通路にテーブルと丸椅子が出ているだけの本当にシンプルな店舗。
営業時間も朝6時~14時と市場で働く人のまかないみたいな感じで出されているラーメンですね。
置いてあるメニューはラーメン(650円)のみ、これにトッピングができるので今回は全部増し(味玉とチャーシューをトッピング、200円)を選択。
麺は中太、スープは醤油なのですがこの醤油のスープが本当に美味しいんですよね。
野菜の旨味がスープに溶け出している上、醤油も口当たりのいいものを使っているので飲みやすくなおかつ旨味はしっかりとキープしています。
そしてそのスープが染みたもやしや麺がさらに美味しくいただけます。
もやし増しは無料でできるのですが、忘れていてめちゃくちゃ後悔しました。
そしてトッピングの味玉やチャーシューもハイレベル。
特に味玉は絶妙の煮込み加減で、黄身の半熟具合がたまりません。
市場のまかないラーメンという感じのラーメンですが、総じてレベルが高く名古屋駅からも近いので、個人的にはかなり押したいラーメン店ですね。
ラーメン大河の詳細情報
住所:愛知県名古屋市中村区名駅4-15-2 マルナカ食品センター内
電話番号:052-564-8733
営業時間:6:00~14:00
定休日:日曜日・祝日
5.味仙の台湾ラーメン
続いて紹介するのは名古屋グルメとしても定着してきた味仙の台湾ラーメン(750円)です。
台湾ラーメンという名前ですが、台湾発祥の料理ではなく台湾料理店の味仙が開発したラーメンが台湾ラーメンという愛称で親しまれています。
台湾ラーメンの特徴はひき肉とニラがたっぷり入った具材と、唐辛子の入ったピリ辛のスープ。
食べていると冬場でも汗があふれてくるほど辛いのですが、その辛さがクセになる一品です。
ちなみに味仙は飲み屋として利用する人も多く、そんな人の1番人気がこちらの小袋
ラー油やごま油で味付けされた小袋は、ピリ辛で濃厚
ビールとの相性も抜群です。
他にも青菜炒めや手羽先なんかもビールによく合うので、居酒屋としても試してみたいお店ですね。
味仙の詳細情報
住所:愛知県名古屋市千種区今池1-12-10(今池本店)
電話番号:052-733-7670
営業時間:17:30~翌2:00(JR名古屋駅店はランチ営業もあり)
定休日:年中無休
6.ゆきちゃんラーメンの台湾ラーメンみそ
続いては鶴舞にあるゆきちゃんラーメン
台湾ラーメンは先ほど紹介した味仙が発祥ですが、それをうまい具合にアレンジしているのがゆきちゃんラーメンです。
お店に入ると元気な女将さんが切り盛りしてくれています。
こちらがゆきちゃんラーメンの台湾ラーメンみそ(910円)です。
台湾ラーメンは醤油ベースの味が多いのですが、ゆきちゃんラーメンは醤油以外にもみそ味と塩味の台湾ラーメンが出されています。
写真を見てもらえれば伝わると思いますが、こちらのラーメンにはにんにくが丸ごと入っています。
入っている量も半端ではなく1人前に7~8個は入っているでしょうか。
しかしそんなニンニクが味噌ラーメンのいいところを引き出していて、濃厚なスープになっているんですよね。
麺は細めなんですが、ひき肉やスープがよく絡んできます。
台湾ラーメンという名前ですが、辛さは抑え目なので辛いものが苦手な人でも楽しめると思います。
注意点としてはやはり臭いですね。
翌日は口臭や体臭がすごいことになるので、翌日がお休みの日にいくことをおすすめします。
ゆきちゃんラーメンの詳細情報
住所:愛知県名古屋市中区千代田5-12-1
電話番号:052-243-0405
営業時間:18:00~翌2:30
定休日:日曜日
7.麺屋はなびの台湾まぜそば
こちらも有名店ですが麺屋はなびの台湾まぜそば(810円)です。
新宿にも出店するなど勢いのある麺屋はなびですが、その看板メニュー台湾まぜそばは名古屋のラーメンを語る上では外せないでしょう。
ひき肉、ネギ、にんにく、ノリがキレイに盛り付けられた上に卵黄が乗っているのが台湾まぜそば
こちらをぐちゃぐちゃに混ぜていただきます。
そうするとネギ、ノリ、ひき肉、卵黄、にんにくと麺が絶妙に絡み合ってハーモニーを生み出します。
台湾まぜそばという名前ですが、辛みはピリ辛程度で強烈な旨味がやってきます。
麺は中太麺なのですがこれが噛みごたえがあります。
またテーブルには昆布酢が置かれているのですが、これで味を変えるとまたまろやかな味わいが楽しめるので個人的にはおすすめです。
そして台湾まぜそばのシメは追い飯です。
追い飯は無料で食べることができ、残った汁にご飯を投入して最後の一滴まで堪能します。
この追い飯がまた汁によく合うので、台湾まぜそばを食べるのであれば必須レベルです。
ジャンキーな感じですが、旨味は本物なのでぜひ食べてほしい一品ですね。
麺屋はなびの詳細情報
住所:愛知県名古屋市中川区高畑1-170(高畑本店)
電話番号:052-354-1119
営業時間:11:30~14:00m18:00~21:30(土日のお昼は11:00〜14:30営業)
定休日:月曜・第一、第三火曜
8.新京のベトコンラーメン
名古屋の個性派ラーメン店のラストを飾るのは、新京のベトコンラーメン(780円)です。
イメージとしては台湾ラーメンに近いのですが、にんにく、にら、もやしをたっぷりと使い一味で辛さのアクセントをつけているというメニューなので、食べた感想としては結構違います。
こちらがベトコンラーメン
あっさりした醤油ラーメンの上にピリ辛の野菜炒めがのっているラーメンだと思ってください。
にんにくやにらを使っているので臭いは強めですが、スープがあっさりしているせいか結構食べれらます。
またランチタイムはご飯が1杯無料なのですが、これがすごく合うんですよね。
野菜炒めがご飯に合うので当然と言えば当然なのですが、ベトコンラーメンはご飯のお供としてもかなりクォリティが高いです。
ただ1点気になるのが大盛りが500円増しの1,280円なんですよね。
大盛りは注文していないのでどれほどのものが出てくるかはわからないのですが、この価格差は気になります。
また新京には500グラムの野菜を炒めた国士無双というラーメンもあるので、次回はこちらを食べてみたいと思います。
新京の詳細情報
住所:愛知県名古屋市中区栄2-9-5 B1F(名古屋伏見店)
電話番号:052-209-6922
営業時間:11:30~14:00、17:30~23:00
定休日:日曜日、祝日
以上名古屋の個性派ラーメン店8店舗を実際に食べ比べてみたでした。
なかなか他の地域では見ることができない個性的なラーメンが揃っていたと思いますが、食べてみたいというラーメンはありましたか?
今回食べたお店はどこも美味しかったですが、個人的に好きになったのは萬珍軒の玉子とじラーメン、ゆきちゃんラーメンの台湾ラーメンみそ、麺屋はなびの台湾まぜそばですかね。
味が濃いものが好きなのですが、デブセブラーメンはボリュームが凄すぎました(笑)
名古屋には個性的なラーメン屋をはじめ、面白いお店がたくさんありますので色々なお店をめぐってみてくださいね。
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